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表題は月刊「致知」3月号の特集名です。そのなかで林野宏氏と西田文郎氏との対談が掲載されていました。西田氏については同業者の計らいで昨年講演を聴く機会がありましたので、興味を持って読みました。
西田氏は北京五輪ソフトボール日本代表チームを金メダルに導く等トップスポーツマンやビジネスマンの能力開発指導に当たっておられる方です。
対談の中で、印象に残った部分を抜粋して紹介します。
言われたこと以上のことをする人、あるいは言われてもいないことをやりたがる「環境変革型」は全部脳が「自責」なんですね。実は、運やツキというものは自責の人にしか訪れないものなのです。
「油断大敵」という言葉がありますが、一流選手で油断するような人はいません。実際は「不満大敵」なんです。素質のある選手でも監督や周囲の環境に不満を持ち始めた瞬間から、ダメになっていきます。
本当はやりたくないんだけど、仕方がない・・・という消極的自己犠牲は、周囲にはわかりますから、ツキの女神は微笑まない。
成功する人は、間違いなく自分との約束を守り通しています。
自分でオレは努力しているとか、私は努力しているのに上司が分かってくれないというのは、だいたい努力をしていない人の台詞なんですよ。
成功するには与えられた仕事に夢中になるしかない。
若いうちに苦労して仕事に打ち込んだ人のほうが、長い人生で見ればツイています。先に十の苦労をしてしまえば、後に七や八の苦労が来たってビクともしない。
いかがでしたでしょうか?
月刊「致知」は、難しい記事も多いですが、仕事・人生を考えるうえで大変重要なことを教えていただける雑誌です。お勧めします。
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